●14日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ(VOA)中国語版サイトは、北朝鮮ナンバー2の張成沢氏の死が最友好国である中国を震撼させたと伝えた
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レコードチャイナ 配信日時:2013年12月16日 7時50分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=80518&type=0
張成沢氏の処刑に大揺れの中国、
「共産党独裁政権の残虐さ露呈」とネットユーザー―米メディア 。
2013年12月14日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ(VOA)中国語版サイトは、北朝鮮の張成沢(チャン・ソンテク)氏の死に、最友好国である中国が震撼していると伝えた。
中国と60年来の盟友である北朝鮮の共産党政権が、同国の実質ナンバー2だった張成沢氏を極めて異例の速さで逮捕、裁判、処刑した事実は、全世界に衝撃をもたらした。
だが、最も大きな衝撃を受けたのは、中国のネットユーザーが「西朝鮮」と揶揄(やゆ)する中国だ。
張成沢氏は昨年、金正恩(キム・ジョンウン)の代理として中国を訪問した際、中国共産党と最高指導者の熱烈な歓迎を受けた。
その彼が朝鮮労働党中央委員会政治局の幹部らの前で当局に連行され、3日後に自らの罪状を供述し、「犬にも劣る人間のクズ」として処刑された。
中国のネットユーザーは「時代が50年から80年ぐらい、一気にさかのぼった」と表現。
1930年代、ソ連共産党のスターリン政権は「大粛清」を行い、北朝鮮と同じような手段を用いて、数多くの共産党幹部や軍の将校を処刑した。
60年代には中国共産党の毛沢東(マオ・ザードン)政権が、当時のナンバー2だった劉少奇(リウ・シャオチー)国家主席を「裏切り者、敵の回し者、泥棒」と批判し、迫害の末に死に追いやっている。
北朝鮮と中国はたがいに「『鮮血で固めた』『永遠に続く』友情で結ばれている」と称していることから、中国のネットユーザーは自国を「西朝鮮」と皮肉っている。
だからこそ、同じ共産党政権の北朝鮮が行った張氏処刑に、中国も中国の国民も激しく動揺している。
中国政府は共産党独裁政権の残虐さが全世界に露呈したことを苦々しく思う一方で、中国のネットユーザーは「朝鮮戦争で中国人兵士80万人の命と中国経済の疲弊を犠牲にして生まれたのが、このゴロツキ封建政権だ」として、北朝鮮との関係を見直すよう政府に強く求めている。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年12月16日 9時32分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=80543&type=0
張成沢粛正で大損の中国、
「食糧、石油をだまし取られた」と中国人の声―北朝鮮
2013年12月14日、RFIは記事
「張成沢の粛正は北朝鮮の国内事情か?中国ネットユーザーはNOと発言」
を掲載した。
12日、北朝鮮のナンバー2、金正恩第一書記の義理の叔父にあたる張成沢・前国防委員会副委員長が処刑された。
9日に失脚が公表された3日後、正当な裁判がないままでの死刑執行となった。
米国は残虐な政権だけがやることと強く批判した。
一方、中国はというと「北朝鮮の国内事情」と素っ気ない対応だ。
だが中国のネットユーザーは自国政府の主張に納得していないようだ。
北朝鮮が発表した張氏の罪状には
「売国行為を犯した。
側近に命じて石炭など貴重な地下資源を売却してしまったばかりか、相手にダマされ多くの負債を作った。
その穴埋めに今年5月には羅先経済貿易区の土地を外国に50年間貸借することを決めた」
とある。
名指しこそされていないものの、中国を念頭に置いていることは間違いない。
「これでは中国が与えた食糧、石油を使い終わったら手のひら返ししたようなものではないのか。
中国と関係ないはずがない」
とはある中国ネットユーザーの言葉だ。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年12月16日 6時10分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=80520&type=0
<北朝鮮>北朝鮮には透明性と正当な手続きがない、張氏処刑で国連が批判―香港メディア
●13日、国際連合人権高等弁務官事務所が、北朝鮮の張成沢前国防委員会副委員長の処刑を批判した。張氏の逮捕と処刑は北朝鮮の制度がきわめて恣意的で、透明性と正当な手続きが欠けている証左だと指摘した。写真は北朝鮮。
2013年12月13日、国際連合人権高等弁務官事務所が、北朝鮮の張成沢前国防委員会副委員長の処刑を批判した。
14日、香港メディア・鳳凰網が伝えた。
国際連合人権高等弁務官事務所のRavina Shamdasani広報担当は13日、ジュネーブで記者会見を開催。席上、張氏の処刑に注目していると発言した。
張氏の逮捕、処刑は北朝鮮の制度がきわめて恣意的に運用され、法治に必要な透明性と正当な手続きが欠けている証拠だと批判した。
たとえ張氏がどのような罪で起訴されたとはいえ、公正な裁判が必要であり、またいかなる場合でも死刑に反対するのが国連の立場である。
特に公正な裁判かどうか重大な疑念があることはなおさらだと発言した。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年12月16日 8時55分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=80544&type=0
<北朝鮮>続く張成沢粛正の余波、次は金正男暗殺か―韓国メディア
2013年12月15日、人民網は記事「韓国メディア:金正恩、異母兄弟の金正男を排除か」を掲載した。
張成沢氏の死刑執行後の北朝鮮情勢を取り上げている。
北朝鮮・中央通信は14日、金正恩第一書記が朝鮮人民軍設計研究所を視察したと報じた。
義理の叔父である張成沢・前国防委員会副委員長を粛正した後、初めて公開の場に姿を見せた。
視察の場には朝鮮人民軍総政治局の崔龍海局長、人民武力部の張正男部長、朝鮮労働党の黄炳誓中央副部長が同行している。
一部の専門家は、崔龍海局長が張氏に代わってナンバー2になると指摘している。
また韓国メディアの報道によると、北朝鮮の副首相9人のうち、張氏に近い盧斗哲副首相、李武栄副首相兼化学工業部部長の2人は中国に亡命を求めている。
2人はすでに中国の保護下にあるという。
別の韓国メディアによると、金書記は自らと継承権を争った異母兄弟、金正男氏の排除に着手したという。
金書記はこれまでに二度暗殺を試みたが、いずれも張氏が阻止している。
その張氏が粛正されたことで、金正男氏の安全も危うくなっている。
他に張氏の妻、金書記の叔母にあたる金敬姫・朝鮮労働党中央委員会書記局書記については粛正されないのではないかとの見方が浮上している。
金氏は重度の肝臓病にかかっており、すでに政務を行う力はない。
ゆえに権力構造再編の中で職務を外され、政界から消えるだけではないかと指摘されている。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年12月16日 9時17分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=80546&type=0
北朝鮮が国外の自国民を呼び寄せ=張成沢派粛清のためか―韓国メディア
2013年12月14日、英BBC中国語版によると、韓国・聯合ニュースは、北朝鮮が中国の瀋陽や丹東で貿易、投資に従事している自国民を帰国させていると伝えた。
また、中国に駐在している北朝鮮政府関係者も順次帰国させられる見込みだという。
これについて、張成沢(チャン・ソンテク)派の人物を粛清するためだという分析がある。
張氏が失脚したのは、張氏が中国式の改革開放を推し進めたことに対する不満の表れであるとの見方もある。
張成沢氏は金正恩氏のおじで、生前は労働党中央政治局委員、国防委員会副委員長、労働党中央行政部部長を務め、人民軍大将軍の肩書を持ち、北朝鮮と中国の経済関係の進展を推し進めていた。
韓国政府は、金正恩(キム・ジョンウン)氏が権力固めのために張成沢氏を処刑したとみており、核を保有する北朝鮮の安定性に注目が集まっている。
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