● ロイター
ロイター 2013年 12月 20日 21:25 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE9BJ00220131220
中国人民銀、短期金融市場に3日間で3000億元超供給
12月20日、中国人民銀行は、市場動向に対応し、3日間で短期金融市場に3000億元超を供給したと発表した。
3000億元(494億ドル:約5兆円)超を供給した
と発表した。
人民銀は、銀行システム内の過剰流動性は1兆5000億元を超えているとし、歴史的に見て「比較的高水準」にあるとしている。
人民銀は国内短期金融市場の状況について、これ以上直接的に言及はしなかったものの、主要な商業銀行は流動性管理の改善に向け、資産と負債の調整を行う必要があるとの見解を示した。
中国の短期金利は3日連続で上昇し、この日は6月の金融ひっ迫以来の水準に達した。
流動性が再びひっ迫するとの懸念から、中国本土の株価が急落するなどの影響が出ている。
*内容を追加して再送します。
』
『
ロイター 2013年 12月 21日 09:37 JST
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304273404579270953911932412.html?mod=WSJJP_hp_LEFTWhatsNewsCollection
中国の銀行間金利が上昇継続、人民銀の資金供給も効かず
【上海】中国の銀行間市場では20日、前日に中国人民銀行(中央銀行)が短期資金の供給を行ったにもかかわらず、資金不足が深刻化した。
経済成長の鈍化と不良債権の増加に対処している中国だが、金融システムの健全性に対する懸念が高まっている。
短期資金の銀行間金利は一時8.2%と、流動性が逼迫(ひっぱく)し世界の市場を混乱に陥れた今夏以降、最も高い水準に急騰した。
』
『
ウォールストリートジャーナル 2013年 12月 21日 09:03 JST
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304273404579270910337916596.html?mod=WSJJP_hp_LEFTWhatsNewsCollection
中国の流動性逼迫、来年も続く=中国銀行
【北京】
総資産で中国4位の中国銀行は20日、2014年の見通しを公表し、銀行業界の自由化が一段と進む一方、資金調達をめぐる状況は厳しい状態が続きそうだと指摘した。
銀行業界の流動性逼迫(ひっぱく)が来年も続くのは、警戒を強める中国人民銀行(中央銀行)の姿勢と米連邦準備制度理事会(FRB)の量的緩和縮小が要因になるとみる。
』
中国は日本株式を3兆円売り払って資金調達を実施している。
また韓国市場からも資金調達している。
これらが市場に投入されたのであろう。
余裕がなくなってきている、ということであろうか。
アメリカ株式が売られ、その後日本国債が売られれる可能性がある。
アメリカ国債までが売られるようになると、ヤバくなる。
『
ウォールストリートジャーナル 2013年 12月 23日 22:41 JST 更新
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702303745204579276042543817408.html?mod=WSJJP_hpp_LEFTTopStoriesSecond
中国の政府債務、12年末でGDP比53%―地方は2年で倍増=報道
【北京】
中国の中央・地方政府の債務は2012年末時点で
27兆7000億元(約468兆円)
となり、対国内総生産(GDP)比53%に達した。
国営の中国新聞社が23日報じた。
報道では政府系シンクタンク、中国社会科学院の報告を引用し、
債務総額のうち地方政府の抱える額が19兆9400億元に上り、2年でほぼ倍増したと伝えている。
直近の公式監査によると、2010年末時点の地方債務は10兆7000億元だった。
』
これ2012年末のデータ。
とすると、現在(2013年末)では、500兆円をはるかに超えていることになる。
いったいどうなるのだろう。
『
NHKニュース 12月31日 4時29分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131231/k10014212811000.html
中国地方政府の債務が300兆円余に
中国では、地方政府が銀行を介さない「シャドーバンキング」と呼ばれる金融取引を通じて借金を膨らませた結果、ことし6月末時点の地方政府に関連する債務が、日本円で300兆円余りに上っていることが明らかになりました。
中国政府の会計検査部門は、ことし金融市場を混乱させた「シャドーバンキング」と呼ばれる取引を通じて地方政府の債務が拡大しているとして、ことし8月から2か月間にわたって実態調査を行ってきました。
その結果、省や市など地方政府に関連する債務が、ことし6月末時点で、17兆8900億元余り、日本円で300兆円余りに上っていることが明らかになりました。
これは、去年のGDP=国内総生産の34.5%に達しています。
中国では、地方政府が債券を発行して資金を調達することが禁じられているため、「シャドーバンキング」を通じて一般の投資家から資金を集め、インフラ整備などに投入しています。
中国政府としては、公的な債務が増えれば、公共投資などを行う財政余力が小さくなって景気に悪影響を及ぼすほか、一部の地方政府は財政が破綻して返済ができなくなる懸念も指摘されていることから、今後、債務の拡大の抑制に努めたいとしています。
』
NHKニュースは中国の公式情報である。
つまり表に出たものだけで「300兆円」あるということになる。
では、ウラを含めるとどのくらいになるのだろう。
1.5倍から2倍とすると、「450兆円から600兆円」といったところになる。
相当な額である。
『
CNNニュース 2013.12.31 Tue posted at 14:24 JST
http://www.cnn.co.jp/world/35042067.html?tag=cbox;world
中国の地方債務残高、約310兆円を突破
香港(CNNMoney) 中国審計署(会計検査院に相当)は30日、今年6月末時点の地方政府の債務残高が約17兆9000億元(約310兆円)に達したと発表した。
地方債務は2010年末の10兆7000億元から大幅に増加したことになる。
審計署は、債務は依然として制御可能な水準だとしており、中国共産党幹部らがここ数カ月間に述べてきた見解と同様の見方を示した。
今のところ中国の地方債務は、米国や英国、フランス、日本、ドイツ、スペインといった先進諸国の規模を下回っているが、懸念されるのはその増加のペースだ。
中国の地方政府は、景気減速を食い止めるための大規模なインフラ・プロジェクトの資金調達のため借金を重ね、その結果、信用が拡大した。
地方債務の増加は、この信用拡大というより大きな問題の一部にすぎない。
信用の拡大が懸念されるのは、これまで他の新興市場で信用の急拡大が金融危機を招いてきたためだ。
中国政府はこれまで債務は管理可能な水準だと繰り返し述べてきたが、
債務増加を食い止める有効な政策を打ち出せていないのが現状だ。
そんな中、中国の全体的な成長は減速し続けている。
中国国営新華社通信は先週、中国の2013年の国内総生産(GDP)成長率は7.6%になる見込みだと報じた。
この数字は政府目標の7.5%をやや上回るものの、
GDP成長率は10年が10.4%、11年が9.3%、12年が7.8%と年々鈍化している。
』
『
International Business Times 2014年1月1日 02時21分 更新
http://jp.ibtimes.com/articles/52868/20140101/591397.htm
中国: 財務リスクが急上昇、地方政府の債務は300兆円
中国の会計検査部門の調査によると、地方政府に関連する負債が2013年6月末時点で17兆9,000億元(約300兆円)に膨れ上がっていることが明らかにされた。
世界第2位の経済大国の金融システムの中で、新たな負債の増加が示された。
新たに示された数値は、会計検査院(NAO)のウェブサイトで30日に開示され、
2010年の10兆7,000億元(約185兆円)から約70%の増加を示している。
3年前、国内総生産(GDP)の25%であったのに比べて、
最新の数値は2012年のGDPのほぼ30%にあたる。
NAOは、政府の債務水準は「制御下」であるが「いくつかの点で潜在的なリスクが高まった」と認識していると付け加えた。
「市場や中国政府は急速なレバレッジの上昇に警戒すべきであると考えている
しかし我々は、新たなリーダーが決定的な対策を取ることができるなら、中国が債務危機の瀬戸際に立たされることはないと考えている」
とバンクオブアメリカ・メリルリンチの中国担当チーフ・エコノミスト、チン・リュー(Ting Lu)氏は述べた。
かつての鉄道省のものなど間接的な負債を合わせた中国の中央政府の総債務は30兆3,000億元(約525兆円)で、これはGDPの約53%にあたり、GDPの60%が「赤字」とする国際的な水準よりは低い額である。
ちなみに、米国は73%の対GDP比債務を有する。
中国政府は、地方政府の債務が急速に抑制されない場合の潜在的なリスクを十分に認識している。
中国の会計検査院長は、国の財政の安定性を確保するために緊密に借金と支出のレベルを見直すことを約束した。
「財政の持続可能性を鑑み、特に地方自治体のリスクを予防しコントロールしたい」
リュウ・ジャイ(Liu Jiayi)会計検査院長は、政府機関のウェブサイトに投稿した演説の中で述べている。
また、同氏は検査院は、すべての関係者を監査し
「主要地域、部門、政府機関」の会議やオフィスビルでの政府支出に関して、期間中に少なくとも一回はチェックする」
と述べた。
先日終了した中国中央経済工作会議でも「地方政府の債務を抑制し制御すること」は2014年に実施される主要なタスクの1つであることが強調された。
中国政府が直面しているジレンマは、短期的な成長をサポートするインフラ投資が必要であるが、それにより長期的に大きな債務問題が構築されているということである。
2008年の世界的な金融危機を契機に、中国製品の外部需要が激減し、純輸出は、経済の原動力からはずれた。
中国政府は、金融刺激策を実施することで対応している。
しかし、それによって地方自治体は、支出の90%がインフラへのタスクに対するものという現実と向き合わされている。
インフラの資金負担を地方政府が担っている。
一方で、中国政府は返済できない巨額の借金が地元当局で発生することを懸念して、1994年に「予算法」を制定した。
この中で、地方財政は、法律及び国務院(内閣)の特別の規定がない限り、起債を厳格に禁止されている。
地方政府の資金調達の設定が、地方政府の資金調達の問題の解決策と見られている。
地方政府が運営している資金調達は、銀行融資、債券発行、株式公開など従来の方法とともに、シャドウバンキングによる信託ローンなどにより調達されてきた。
仏大手金融機関ソシエテ・ジェネラルの推計によると、ローン・ポートフォリオ(貸出金融資産)の3分の1は従来の銀行によるものだが、
中国のシャドウバンキングシステムによるものはそれ以上となり、
5年前には同国の国内総生産(GDP)の25%に匹敵したが、
現在では半分近くにまで増加していると報じた。
「シャドウバンキング(陰の銀行)」とは
一般的には「銀行を通さない金融取引」を指す言葉とされるが、実体は、高金利商品を販売して集めた資金を、銀行とは異なる投資会社を通して不動産投資する資金運用である。
「地方政府の債務に関連したシャドウバンキング問題の根本的な原因は、
銀行によって支配されている金融システムが、もはや急速な都市化の資金調達の要求に対処できないという現実にある」
と英金融グループHSBCの中国担当チーフエコノミスト、ク・ホンビン(Qu Hongbin)氏は述べた。
地方自治体の負担軽減を容易にするため、中国政府は早ければ来年3月に地方債の発行を可能にすると、国営中国日報は匿名の消息筋からの情報として先週報じた。
地方債は、現場の資金ニーズの規模に比べれば依然として小額である。
中国財務省は2013年3月、政策プログラムに3,500億元(約6兆円)を割当てた。
現在のところ、浙江省、広東省、山東省、江蘇省、及び上海と深セン、6地域のみが地方債の自主発行を許可されている。
*この記事は、米国版 International Business Times の記事を日本向けに抄訳したものです。
Reporter Name: MORAN ZHANG 翻訳者: 加藤仁美 | 2014年1月1日 02時21分 更新
』
とすると、現在(2013年末)では、500兆円をはるかに超えていることになる。
いったいどうなるのだろう。
『
NHKニュース 12月31日 4時29分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131231/k10014212811000.html
中国地方政府の債務が300兆円余に
中国では、地方政府が銀行を介さない「シャドーバンキング」と呼ばれる金融取引を通じて借金を膨らませた結果、ことし6月末時点の地方政府に関連する債務が、日本円で300兆円余りに上っていることが明らかになりました。
中国政府の会計検査部門は、ことし金融市場を混乱させた「シャドーバンキング」と呼ばれる取引を通じて地方政府の債務が拡大しているとして、ことし8月から2か月間にわたって実態調査を行ってきました。
その結果、省や市など地方政府に関連する債務が、ことし6月末時点で、17兆8900億元余り、日本円で300兆円余りに上っていることが明らかになりました。
これは、去年のGDP=国内総生産の34.5%に達しています。
中国では、地方政府が債券を発行して資金を調達することが禁じられているため、「シャドーバンキング」を通じて一般の投資家から資金を集め、インフラ整備などに投入しています。
中国政府としては、公的な債務が増えれば、公共投資などを行う財政余力が小さくなって景気に悪影響を及ぼすほか、一部の地方政府は財政が破綻して返済ができなくなる懸念も指摘されていることから、今後、債務の拡大の抑制に努めたいとしています。
』
NHKニュースは中国の公式情報である。
つまり表に出たものだけで「300兆円」あるということになる。
では、ウラを含めるとどのくらいになるのだろう。
1.5倍から2倍とすると、「450兆円から600兆円」といったところになる。
相当な額である。
『
CNNニュース 2013.12.31 Tue posted at 14:24 JST
http://www.cnn.co.jp/world/35042067.html?tag=cbox;world
中国の地方債務残高、約310兆円を突破
香港(CNNMoney) 中国審計署(会計検査院に相当)は30日、今年6月末時点の地方政府の債務残高が約17兆9000億元(約310兆円)に達したと発表した。
地方債務は2010年末の10兆7000億元から大幅に増加したことになる。
審計署は、債務は依然として制御可能な水準だとしており、中国共産党幹部らがここ数カ月間に述べてきた見解と同様の見方を示した。
今のところ中国の地方債務は、米国や英国、フランス、日本、ドイツ、スペインといった先進諸国の規模を下回っているが、懸念されるのはその増加のペースだ。
中国の地方政府は、景気減速を食い止めるための大規模なインフラ・プロジェクトの資金調達のため借金を重ね、その結果、信用が拡大した。
地方債務の増加は、この信用拡大というより大きな問題の一部にすぎない。
信用の拡大が懸念されるのは、これまで他の新興市場で信用の急拡大が金融危機を招いてきたためだ。
中国政府はこれまで債務は管理可能な水準だと繰り返し述べてきたが、
債務増加を食い止める有効な政策を打ち出せていないのが現状だ。
そんな中、中国の全体的な成長は減速し続けている。
中国国営新華社通信は先週、中国の2013年の国内総生産(GDP)成長率は7.6%になる見込みだと報じた。
この数字は政府目標の7.5%をやや上回るものの、
GDP成長率は10年が10.4%、11年が9.3%、12年が7.8%と年々鈍化している。
』
『
International Business Times 2014年1月1日 02時21分 更新
http://jp.ibtimes.com/articles/52868/20140101/591397.htm
中国: 財務リスクが急上昇、地方政府の債務は300兆円
中国の会計検査部門の調査によると、地方政府に関連する負債が2013年6月末時点で17兆9,000億元(約300兆円)に膨れ上がっていることが明らかにされた。
世界第2位の経済大国の金融システムの中で、新たな負債の増加が示された。
新たに示された数値は、会計検査院(NAO)のウェブサイトで30日に開示され、
2010年の10兆7,000億元(約185兆円)から約70%の増加を示している。
3年前、国内総生産(GDP)の25%であったのに比べて、
最新の数値は2012年のGDPのほぼ30%にあたる。
NAOは、政府の債務水準は「制御下」であるが「いくつかの点で潜在的なリスクが高まった」と認識していると付け加えた。
「市場や中国政府は急速なレバレッジの上昇に警戒すべきであると考えている
しかし我々は、新たなリーダーが決定的な対策を取ることができるなら、中国が債務危機の瀬戸際に立たされることはないと考えている」
とバンクオブアメリカ・メリルリンチの中国担当チーフ・エコノミスト、チン・リュー(Ting Lu)氏は述べた。
かつての鉄道省のものなど間接的な負債を合わせた中国の中央政府の総債務は30兆3,000億元(約525兆円)で、これはGDPの約53%にあたり、GDPの60%が「赤字」とする国際的な水準よりは低い額である。
ちなみに、米国は73%の対GDP比債務を有する。
中国政府は、地方政府の債務が急速に抑制されない場合の潜在的なリスクを十分に認識している。
中国の会計検査院長は、国の財政の安定性を確保するために緊密に借金と支出のレベルを見直すことを約束した。
「財政の持続可能性を鑑み、特に地方自治体のリスクを予防しコントロールしたい」
リュウ・ジャイ(Liu Jiayi)会計検査院長は、政府機関のウェブサイトに投稿した演説の中で述べている。
また、同氏は検査院は、すべての関係者を監査し
「主要地域、部門、政府機関」の会議やオフィスビルでの政府支出に関して、期間中に少なくとも一回はチェックする」
と述べた。
先日終了した中国中央経済工作会議でも「地方政府の債務を抑制し制御すること」は2014年に実施される主要なタスクの1つであることが強調された。
中国政府が直面しているジレンマは、短期的な成長をサポートするインフラ投資が必要であるが、それにより長期的に大きな債務問題が構築されているということである。
2008年の世界的な金融危機を契機に、中国製品の外部需要が激減し、純輸出は、経済の原動力からはずれた。
中国政府は、金融刺激策を実施することで対応している。
しかし、それによって地方自治体は、支出の90%がインフラへのタスクに対するものという現実と向き合わされている。
インフラの資金負担を地方政府が担っている。
一方で、中国政府は返済できない巨額の借金が地元当局で発生することを懸念して、1994年に「予算法」を制定した。
この中で、地方財政は、法律及び国務院(内閣)の特別の規定がない限り、起債を厳格に禁止されている。
地方政府の資金調達の設定が、地方政府の資金調達の問題の解決策と見られている。
地方政府が運営している資金調達は、銀行融資、債券発行、株式公開など従来の方法とともに、シャドウバンキングによる信託ローンなどにより調達されてきた。
仏大手金融機関ソシエテ・ジェネラルの推計によると、ローン・ポートフォリオ(貸出金融資産)の3分の1は従来の銀行によるものだが、
中国のシャドウバンキングシステムによるものはそれ以上となり、
5年前には同国の国内総生産(GDP)の25%に匹敵したが、
現在では半分近くにまで増加していると報じた。
「シャドウバンキング(陰の銀行)」とは
一般的には「銀行を通さない金融取引」を指す言葉とされるが、実体は、高金利商品を販売して集めた資金を、銀行とは異なる投資会社を通して不動産投資する資金運用である。
「地方政府の債務に関連したシャドウバンキング問題の根本的な原因は、
銀行によって支配されている金融システムが、もはや急速な都市化の資金調達の要求に対処できないという現実にある」
と英金融グループHSBCの中国担当チーフエコノミスト、ク・ホンビン(Qu Hongbin)氏は述べた。
地方自治体の負担軽減を容易にするため、中国政府は早ければ来年3月に地方債の発行を可能にすると、国営中国日報は匿名の消息筋からの情報として先週報じた。
地方債は、現場の資金ニーズの規模に比べれば依然として小額である。
中国財務省は2013年3月、政策プログラムに3,500億元(約6兆円)を割当てた。
現在のところ、浙江省、広東省、山東省、江蘇省、及び上海と深セン、6地域のみが地方債の自主発行を許可されている。
*この記事は、米国版 International Business Times の記事を日本向けに抄訳したものです。
Reporter Name: MORAN ZHANG 翻訳者: 加藤仁美 | 2014年1月1日 02時21分 更新
』
【資料】
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年12月7日 22時26分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=80168&type=0
中国が「隠れた経済制裁」を発動、日本株3兆円超を投げ売りか―米華字メディア
2013年12月5日、米華字ニュースサイト・多維新聞は記事
「中国は日本株を投げ売り、日本に“騒ぐな”と警告か」
を掲載した。
3日、日本メディアは中国の政府系ファンドが今年4月以降、日本株を大量に売却した可能性があると報じた。
ちばぎん証券がOD05オムニバスなど中国政府系とみられるファンドが大株主となっている上場企業を集計したところ、3月末時点の株価保有額は時価で4兆42247億円。
それが9月末には6074億円にまで減少した。
利益確定の売却、名義を換えただけなどさまざまな憶測が飛び交うが、多維新聞は東シナ海防空識別圏問題などで騒ぎ立てる日本への警告だと分析する。
レアアースの禁輸など公開の経済制裁は世界貿易機関(WTO)ルールに違反し、米国など第三国に批判の口実を与えることになる。
そこで隠れた経済制裁の手段の一つとして株式売却が使われたと指摘した。
今後、対立が深まれば中国の制裁はさらに強化され、アベノミクスでやや持ち直したかに見える日本経済は一気に不振に陥るだろうと予測した。
』
『
朝鮮日報 記事入力 : 2013/12/10 07:35
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/12/10/2013121000387.html
中国系銀行、韓国で多額の資金調達
中国系銀行は最近、市中の浮動資金が高金利の資産担保コマーシャルペーパー(ABCP)で韓国の浮動資金をかき集めている。
中国系銀行は韓国で調達した資金を人民元に換え、大半を本国に送金している。
これは中国本土での預貸率規制などで、中国国内で貸出財源が不足しているためと推定される。
韓国預託決済院と韓国の格付け会社3社によると、中国銀行、中国工商銀行、中国建設銀行、交通銀行の4行は先月、ソウル支店を通じ、合計で1兆2000億ウォン(約1177億円)の新規預金を集めた。
これは10月(5538億ウォン)の2倍以上、今年6月(276億ウォン)の44倍に達する額だ。
<<略>>
』
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年12月23日 2時50分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=80824&type=0
国有企業、1-11月に36兆円超の利益を創出―中国
●20日、中国の国有企業・国有系企業の1-11月の営業収入は前年同期比11%増の41兆9258億1000万元(約712兆7300億円)に、利益額は8.2%増の2兆1484億1000万元(約36兆5200億円)に達した。写真はシノペック。
2013年12月20日、中国財政部が発表した最新データによると、中国の国有企業・国有系企業の1-11月の営業収入は前年同期比11%増の41兆9258億1000万元(約712兆7300億円)に、利益額は8.2%増の2兆1484億1000万元(約36兆5200億円)に達した。
人民日報海外版が伝えた。
1-10月と比べ、利益額の増加率がやや低下した。
そのうち中央企業の利益額は11.2%増の1兆5335億2000万元(約26兆700億円)に、地方国有企業は1.5%増の6148億9000万元(約10兆4500億円)に達した。
(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/TF)
』
『
「中国証券報」より 2013年12月24日
http://japanese.china.org.cn/business/txt/2013-12/24/content_30986146_2.htm
9月末、中国の対外金融純資産が1.8兆米ドルに
中国の国家外匯管理局(外匯局)が23日発表したデータによると、9月末時点で、
中国の対外金融資産は5兆6510億米ドル(約590兆円)、
対外負債は3兆8459億米ドル(約400兆円)
で、対外金融資産から対外金融負債を差し引いた
対外金融純資産は1兆8052億米ドル(約190兆円)
となった。
対外金融資産の内訳は、
★.対外直接投資が5590億米ドル、
★.証券投資が2470億米ドル、
★.その他の投資が1兆1190億米ドル、
★.準備資産が3兆7260億米ドルで、’
それぞれ対外金融資産の10%、4%、20%、66%を占めた。
対外負債の内訳は、
★.対内直接投資が2兆3232億米ドル、
★.証券投資が3744億米ドル、
★.その他の投資が1兆1483億米ドルで、
それぞれ海外負債の60%、10%、30%を占めた。
』
_