2013年12月11日水曜日

「アジアのトラブルメーカー中国」の躍進で利を得る国は:ドイツと韓国の二国

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●7日、ドイツメディアは、ドイツの製鉄・造船メーカー、ティッセンクルップがシンガポールから潜水艦2隻の建造を受注したことを伝えた上で、「中国の海洋紛争がドイツの軍需産業に数十年分の利益をもたらす」と指摘した。写真は中国の空母と艦載機。

 日本の中国離れで経済的な利を得ているのはまずは韓国。
 韓国経済は中国経済に組み込まれている。
 韓国の約3割は中国とリンクしている。
 中国がクシャミをしたら韓国は熱を出してしまう。
 日本の撤退によって高度技術の穴埋めをするのがドイツ。
 ドイツの技術信頼が中国では不動のものになっている。
 イギリスヤフランスが中国に取り入ろうとやっきになっているが、ドイツにはとても及ばない。


レコードチャイナ 配信日時:2013年12月11日 7時10分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=80295&type=0

ドイツの軍需産業に明るい展望、
中国の海洋紛争で「数十年分の利益をもたらす」―独メディア

 2013年12月7日、ドイツのニュースチャンネルn-tvは、ドイツの製鉄・造船メーカー、ティッセンクルップがシンガポールから潜水艦2隻の建造を受注したことを伝えた上で、
 「中国の海洋紛争がドイツの軍需産業に数十年分の利益をもたらす」
と指摘した。
 鳳凰網が9日付で伝えた。

 ティッセンクルップ関係者は受注額を明らかにしていないが、最新鋭の218SG型潜水艦2隻の建造費用は計10億ユーロ(約1419億円)に上ると見られている。

 シンガポールは現在、スウェーデン製のArcher級潜水艦2隻と旧来からのChallenger級潜水艦4隻を配備している。

 報道では、
 「中国が空母戦力を見せつけたことで、アジア諸国で軍船建造の需要が高まっている
 ドイツの軍需産業の見通しは今後数十年間明るい」
と述べている。



レコードチャインナ 配信日時:2013年12月12日 5時40分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=80320&type=0

中国液晶ディスプレイメーカーの生産ライン続々、韓国に揺さぶりかける―韓国メディア


●10日、韓国の液晶ディスプレイ製造メーカーが2013年第1から第3四半期にかけて生産した大型液晶ディスプレイの市場シェアが47.4%に達した。一方、フラットパネルテレビ市場における中国メーカーのシェアは28%に達した。写真は中国メーカーのテレビ。

 2013年12月9日、韓国・聯合ニュースによると、市場分析における大手調査・コンサルティング会社ディスプレイサーチは同日、韓国の液晶ディスプレイ(LCD)製造メーカーが2013年第1から第3四半期にかけて生産した9.1インチの大型液晶ディスプレイの市場シェアは47.4%に達し、2年連続で飛躍的な発展を遂げたと発表した。 
 環球時報(電子版)が伝えた。

 そんな中、中国の大型液晶ディスプレイの売上高は54億6000万ドル(約5642億円)に達し、前年同期比19.8%増となった。
 韓国メーカーの売上高は261億2000万ドル(2兆6992億円)で、中国の5倍だったものの、前年比で21.4%減少した。

 世界のテレビ市場の低迷を受け、今年は韓国、台湾、日本メーカーのいずれの液晶ディスプレイ事業も業績が芳しくなかった。
 これに対し、2013年第1-3四半期、フラットパネル(薄型)テレビ市場における中国メーカーのシェアは28%に達し、今や世界最大の市場へと成長している。

 液晶ディスプレイ市場での中国メーカーの地位は、日増しに揺るぎないものになっているようだ。
 また、中国政府は2015年を目途に、ディスプレイの自給率を80%に引き上げ、関連企業を支援する方針を発表している。
 このことがプラスに働き、中国メーカーによる第8世代液晶ディスプレイの生産ラインは現在の2本から、2015年には6本まで増える見通しである。
 液晶パネル中国最大手・京東方科技集団は河北と重慶に月間生産能力枚数9万枚の第8世代液晶ディスプレイ生産ラインを敷設した。
 また、中国家電大手のTCL傘下の華星光電が深センに敷設した月間生産枚数13万枚の生産ラインは稼働を開始しており、更には月間生産枚数10万枚の生産ラインが建設中である。

 一方、韓国のメーカーも生産ライン敷設のペースを上げている。
 韓国電機大手のサムスングループが蘇州に敷設した第8世代液晶ディスプレイ生産ラインは10月に稼働を開始した。
 また、家電メーカー大手LGエレクトロニクスの広州の生産ラインも2014年上半期には本格的に稼働する予定だ。



レコードチャイナ 配信日時:2013年12月15日 21時5分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=80305&type=0

中国は労働力の「数」頼みから「質」向上へ―シンガポール華字紙


●9日、シンガポール華字紙・聯合早報は先ごろ、中国の「一人っ子政策」緩和と高齢化問題を扱った記事を掲載し、「中国は圧倒的な労働力で世界の工場という奇跡を実現した」とした上で、「今後は数から質への転換が課題だ」と指摘した。写真は安徽省淮北市の縫製工場。

 2013年12月9日、鳳凰網によると、シンガポール華字紙・聯合早報は先ごろ、中国の「一人っ子政策」緩和と高齢化問題を扱った記事を掲載した。

 記事では、
  「中国は圧倒的な労働力で世界の工場という奇跡を実現した」
とした上で、
 「今後は数から質への転換が課題だ」
と指摘した。

人口問題に詳しい北京大学社会学部の陸傑華(ルー・ジエホア)教授は、
 「一人っ子政策緩和の対象となる層はまだそれほど多くなく、高齢化や労働力不足の解決には貢献しない
とした上で、
 「高齢化への流れが反転することは基本的にあり得ない
との見解を示した。

中国の労働人口は2015年をピークに減少し、
 「未豊先老(豊かになる前に高齢化する)」段階に入る
とみられている。

 陸教授は、
 「中国は出生率低下により過去30年間のような労働密集型の経済方式に頼ることはできない」
とした上で、
 「教育・文化、スキル、健康な身体の三つの要素を高め、労働力の質を向上させる必要がある」
と指摘した。








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