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レコードチャイナ 配信日時:2014年1月9日 7時0分
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<中華ボイス>
日本に被害を受けた周辺国、なぜ靖国参拝に無反応?
「そんなに日本が怖いのか」―共産党機関紙
●8日、人民日報は、「安倍氏の靖国参拝に関して、東南アジア諸国はまるで言葉を発するのを恐れているかのように押し黙っている。そんなに日本が怖いのか!」と憤りをあらわにした。資料写真。
2014年1月8日、昨年12月下旬に安倍首相が靖国神社に参拝して以来、日韓といった周辺国だけでなく、国際社会からも批判が相次いでいる。
中国共産党機関紙・人民日報は、安倍氏の靖国参拝に関して反応を見せない東南アジア諸国にいら立ちを覚えている。
人民日報は、
「第2次世界大戦において、アジア諸国は日本から大きな被害を受けた。
インドネシアは400万人が惨殺され、
ベトナムでは200万人、
フィリピンは111万人で、
ミャンマーは30万人、
シンガポールも15万人
の人が犠牲となった。
これらの国は日本をひどく恨んでいるはずなのだが、なぜ日本に抗議できないのだ。
安倍氏の靖国参拝に関して、東南アジア諸国はまるで言葉を発するのを恐れているかのように押し黙っている。
そんなに日本が怖いのか!」
と憤りをあらわにした。
』
「おばさんのの告げ口外交」が最近世界で飽きられてきている。
おそらくこのあまりにばかばかしい
靖国参拝批判もそのうち飽きられてくる
だろう。
中国は国内の社会不満のガス抜きでやっているに過ぎない。
でもやり過ぎると、それが中国当局の弱腰批判へと転嫁していく。
どこかで、収めないといけないだろう。
中国は韓国おばさんと似て、
自分の言動の声高に酔って、それがまた次の言動に跳ね返って悪酔いする
という悪循環に陥る傾向が強い。
あまりやり過ぎると、「口先だけでなにもしない政府」ということにもなりかねず、社会不満が逆に膨れ上がることにもなる。
中国の靖国批判は、国内向けのパフォーマンス
なのだから、国内の圧力を高めるようなことは少々危険になる。
周辺諸国としては中国と日本が対峙して、意地の張り合いをしてくれているのが一番利益になる。
中国が日本を叩けば叩くほど、日本は周辺国に肩入れすることになる。
このとき、中国の尻馬にのって日本批判などすれば、日本はドラスチックに援助の動きを差し止める。
世界は歴史意識などでは動いていない。
経済的利益がもっとも国を動かす。
いかに援助を引き出すかが重要な政治的課題である。
歴史意識など腹の足しにもならない。
もしパワーバランスが崩れればどうなる。
中国が勝てば、中国の覇権パワーに蹂躙され、臣従の形をとらされ結果として国土にペンペン草が生える。
日本が勝てば、巨額の援助は打ち切られ経済発展の夢ははかなく空に散っていく。
いかに日本と中国のパワーを対峙させ、どちらにも偏らないような周辺国保身外交が展開できるかが、生き残れる方策になる。
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