●中国・北京(Beijing)の中国航空工業集団公司(Aviation Industry Corporation of China)前に展示されている中国国産のJ10戦闘機(2013年11月28日撮影)。(c)AFP/Mark RALSTON
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AFP BBニュース 2013年11月29日 07:10 発信地:北京/中国
http://www.afpbb.com/articles/-/3004136
中国、防空識別圏に戦闘機 設定撤回求めるなら「まず日本から」
【11月29日 AFP】中国空軍は28日、同国が尖閣諸島(Senkaku Islands、中国名:釣魚島、Diaoyu Islands)を含む東シナ海(East China Sea)の空域に設定した防空識別圏(ADIZ)に複数の戦闘機と早期警戒機1機を出動させたと発表した。
同国国営メディアが29日伝えた。
新華社(Xinhua)通信によると、同国空軍の申進科(Shen Jinke)報道官の話として、これらの戦闘機は「国際慣例にのっとった防衛措置」である通常の空中パトロールを行ったという。さらに同報道官は、同国空軍が高度警戒態勢を維持し、領空の安全を守るための措置を講じる方針であるとも伝えた。
28日には日本と韓国も、自国の航空機が中国へ事前通告せずに防空識別圏内を飛行したと発表。
26日にB52爆撃機を同圏内で飛行させた米国と足並みをそろえる形になった。
■中国、「まず日本の防空識別圏を撤回せよ」
中国が設定したこの防空識別圏について各国から批判が集中する中、中国側はすでに防空識別圏を設定・維持している米国と日本が二重基準を押し付けていると批判、実際に挑発しているのは日本の方だと指摘している。
中国国防省の楊宇軍(Yang Yujun)報道官は28日、1969年に防空識別圏を設定した日本には中国に対して「無責任な発言をする権利はない」として、
「撤回を要求するのであれば、まず日本側の防空識別圏の撤回を求める。
そうすれば中国も44年後に(撤回を)検討してもよい」
と述べた。
(c)AFP/Carol HUANG
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レコードチャイナ 配信日時:2013年11月29日 9時21分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=79804&type=0
日本に反対する権利はない!
中国の防空識別圏、「日本が先に撤回を、中国は44年後に検討」―中国国防部
●29日、シンガポール華字紙・聯合早報の報道によると、日本が中国の防空識別圏の撤回を要求していることに対し、中国国防部の楊宇軍報道官は28日の定例記者会見で、「日本が撤回するなら検討する」と発言した。資料写真。
2013年11月29日、シンガポール華字紙・聯合早報の報道によると、日本が中国の防空識別圏の撤回を要求していることに対し、中国国防部の楊宇軍(ヤン・ユージュン)報道官は28日の定例記者会見で、「日本が撤回するなら検討する」と発言した。
今月23日に中国が東シナ海に防空識別圏を設定して以来、日米の航空機が中国に通知することなく中国が設定した防空識別圏に進入するなど、互いに一歩も引かない展開を見せている。
会見で楊報道官は、
「日本が中国に防空識別圏の撤回を求めるなら、まずは自国が設定した防空識別圏を撤回すべきだ。
そうすれば、中国は44年後に撤回に関して検討する」
と反論。さらに、
「日本は1969年に防空識別圏を設定している。
中国が東シナ海に設定した防空識別圏について日本に異論を唱える権利はない」
と反撃している。
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サーチナニュース 2013/11/29(金) 14:44
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=1129&f=national_1129_015.shtml
【中国BBS】日本が防空識別圏を先に撤回せよ…「幼稚な発言だ」
中国国防部の楊宇軍報道官は28日、定例記者会見において、防空識別圏について日本からとやかく言われる筋合いはないとの声明を発表した。
楊宇軍報道官はさらに、日米や国際社会が防空識別圏の撤回を求めていることについて、
「日本は1969年に防空識別圏を設定した。
日本側が中国の防空識別圏の設定にとやかく言う権利はない」
と反発、
「もし撤回しろと言うのなら、日本側がまず撤回すべきだ。
そうすればわが国も44年後に撤回を検討する」
主張した。
あくまで強硬な態度を貫く中国政府だが、中国人ネットユーザーらはどのように見ているのだろうか。
楊宇軍報道官の発言について、中国大手検索サイト百度の掲示板を覗いてみると、
●.「まったく大人の発言ではないな」
●.「楊報道官の発言は本当に幼稚だ」
など、意外にも国防部の反応に反発するコメントが寄せられていた。
確かに、直接“撤回しない”と述べるのではなく、
「日本が撤回すれば中国も44年後に撤回を検討する」
というのは大人げない発言
ではないだろうか。
しかし、中国の強硬姿勢ゆえに戦争に発展するのではないかと推測するユーザーもいて、
●.「在日中国人は大使館に住所を登録するよう呼びかけられているらしいじゃないか。これは戦争の前触れか?」
という意見も。
中国が強硬姿勢を貫くならば、突発的な衝突が起きてもおかしくないだろう。
しかし今のところ米国の爆撃機や自衛隊機が中国の定めた防空識別圏に事前連絡なしに入っても何の反応も見せていない。
日本が防空識別圏を設定したのは44年も前のことであり、
その時に中国が撤回を要求するならまだしも、今ごろになって日本に撤回を要求し、しかも自らは“44年後に撤回を検討する”というのは、
子どものような主張であり、品格が疑われるのではないだろうか。
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サーチナニュース 2013/11/29(金) 11:36
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=1129&f=national_1129_007.shtml
防空識別圏は飛行禁止区にあらず…批判の声多く=中国版ツイッター
23日に中国が一方的に防空識別圏を設定してから、米国のB-52をはじめ、韓国機や自衛隊機も相次いで中国への通知なしに防空識別圏内を飛行した。
しかし、中国からの緊急発進などはなかったため、
中国のネット上では政府の対応を非難する声が少なくない。
中国国内での不満に配慮したのか、中国の簡易投稿サイト・微博にこのほど
「防空識別区は飛行禁止区でも領空でもない」
と論じる解説記事が掲載された。
同解説によれば、
今回の米国のように中国に同調しないことがあっても、
中国は強い反応を取ることはできず、ましてや大義名分なく出兵することなど不可能
と論じた。
同解説記事に対し、微博ユーザーからは疑問の声が多く上がり、
●.「ならば防空識別圏など不要ではないか」
●.「防空識別圏の存在意義をもう一度説明しろ」
など、防空識別圏の設定の意味が理解できないとのコメントが多く寄せられた。
また、解説の内容を見て、中国が弱腰になったのではないかという意見もあり、
●.「自ら降りる階段を準備したということか。
米国の爆撃機が飛行する前になぜこれを言わなかった?」
というユーザーもいた。
確かに、23日に中国が防空識別圏を設定した際には、
中国国防部は「防空識別圏に関する指示に従わない航空機には、中国軍などが緊急措置を取る」との方針を発表
していたはずだ。
しかし、米軍機および自衛隊機の飛行に対し、実際には緊急発進すら行われなかったためか、
●.「防空識別圏なんてものは張子の虎にすぎない」
という意見も寄せられた。
中国政府は防空識別圏をめぐって米国の出方を見誤ったのではないだろうか。
しかし、
国内向けとしては「日米に対する強硬な姿勢」を崩すわけにもいかず、苦しい立場は少なからぬ国民に見透かされている
ようにも見える。
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【*****新中華帝国の暴走*****】
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