2014年1月4日土曜日

「中国じいさんのわる口外交」:デモもボイコットもダメ、中国政府が見いだした新戦法

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レコードチャイナ 配信日時:2014年1月4日 6時40分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=81291&type=0

<靖国参拝>デモもボイコットも封じ込み、中国政府が見いだした新戦法とは?―香港紙


●1日、香港紙は、中国政府は自国の経済に影響を与えることなく、日本の民族主義に対抗する新戦略を見いだしたと指摘した。写真は12年9月、尖閣問題を受けて杭州で行われた反日デモ。

 2014年1月1日、香港サウスチャイナ・モーニング・ポストは、安倍首相の靖国神社参拝をめぐり、自国の経済に影響を与えることなく、日本の民族主義に対抗する新戦略を中国政府が見いだしたと指摘した。
 2日付で中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。

 中国政府は国民に対し、
①.大規模な反日デモの発生と
②.日本製品を販売する企業への攻撃
を認めない
一方で、安倍首相の靖国神社参拝に対する中国の立場について、各国の理解を積極的に求めている。
 中国外交部(外務省)の王毅(ワン・イー)部長はロシアとドイツ、ベトナムの外相とそれぞれ電話会談を行い、安倍首相の靖国参拝を憂慮する中国の立場を説明した。

 中国共産党中央党校国際関係学の林暁光(リン・シャオグアン)教授は、
 「日本では右翼勢力が台頭し、安倍首相の行動を抑える親中派政治家の協力を得ることが困難な状況にある。
 これに気づいた中国政府は問題解決の糸口を他国に求め、日本が世界秩序を変えようとしていると訴えている」
と語った。


 「中国政府が見いだした新戦法とは?」
 などと大仰に書くので何かと思ったら、
 韓国おばさん得意の告げ口外交のコピー
ではないか。
 いいかえると
 「中国じいさんのわる口外交」
ということになるだろうか。
 なんともセコイことになったものである。

 もはや今の中国は一昨年のような大規模な尖閣反日デモを企画するだけの力がなくなっている
 下手にやれば、それはそのまま
 「反政府運動・反共産党運動」
へと雪崩れ込む可能性が大きくなっている。
 それはさほどに、中国国内の不満が鬱積しているということでもある。
 このことを一番承知しているのが中国政府当局である。
 よって、当局は引き締めることはできても、企画することは出来なくなってしまっている。
 尖閣問題とか靖国参拝とかは「愛国無罪」の象徴でこれに火がつけばヘタすると政府が転覆することにもなりかねない。
 なにしろ「共産党打倒」が愛国なら無罪でやり放題になってしまう。
 転覆する前に抑え込めるだろうが、騒動が大きくなれば中国の治安や社会不安が多く世界に報道され外資が逃げ出し、これまでのようなに周囲の国々が中国の発言に耳を傾けることがなくなる。
 ために当局としては、
 日本に強く抗していくが、
 しかし国内は何がなんでも抑え込まねばならない
というジレンマにさらされている。

 それを認知して、ゆさゆさと揺さぶりをかけているのが日本政府
というわけである。
 中国は対外的には強いが、それは国内が脆弱になっていることをカモフラージュするためにすぎない。
 そのことを承知しているからして
 日本政府は中国国内の反日感情を煽るような行動
をとっている。
 中国政府が大仰に騒いでくれればくれるほど日本はほくそ笑む。
 日本は中国国内をいらだたせる切り札をいくらももっている。
 しばらくは、
 それらを小出しにして中国を揺さぶりにかける
といったところだろう。
 中国は強くなる前に傲慢になってしまったということである。


レコードチャイナ 配信日時:2014年1月4日 12時42分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=81321&type=0

日本にかみつくのは弱国の証し、「見下されたくない」という卑屈な精神からきている―中国外交官


●3日、中国の外交官を歴任した呉建民氏はこのほど、外交問題において国内の穏健派を批判する勢力について、「強硬に自己主張するのは弱国の証し」だと指摘した。写真は12年9月の反日デモ。

 2014年1月3日、中国外交部の報道局長や駐フランス大使を務めた呉建民(ウー・ジエンミン)氏はこのほど南方都市報のインタビューに応じ、尖閣問題をめぐる中国の外交姿勢について自身の見解を明らかにした。

 呉建民氏は、
 「韜光養晦(自分を抑えて表現する)」外交政策に反対する勢力が国内にあることに触れ、
 「これは中国人が自分たちの国を弱国だと考えているからだ」
と指摘。
 「他人から見下されたくない
という卑屈な精神から、
 「自己表現にこだわり、国内の問題には目をつぶり、
 外部の批判を正確に受け取ることができないのだ」
と批判した。

さらに呉氏は、
 「中国はすでに世界舞台の中心に位置している。
 外界からの批判には正常心で接し、大国としての態度を示すべきだ」
と主張。
 軍事力で国家利益を維持すべきだとの意見に対しては、
 「中国にとって最大の利益は発展することである。
 国家の発展は長期的かつ根本的利益によって決まるものであり、
 一時の状況を見誤り、
 ある種の感情に迎合するための政策を実施することは、近視眼的パフォーマンスにすぎない」
と厳しく非難した。



レコードチャイナ 配信日時:2014年1月4日 17時4分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=81318&type=0

中国、「靖国参拝」を外交チャンスに、世論戦展開し日本の孤立狙う―中国メディア

  2014年1月3日、国際在線によると、安倍首相の靖国参拝について英国や日本に駐在する中国の大使館関係者は、安倍首相の行為を批判する声明を発表している。
 一方、専門家の中には、
 「中国が『靖国参拝』を利用し日本の孤立を図っている
とみる者もいるという。

 記事では、中国が国際社会において日本と世論戦を開始したと伝えているが、
 中国がどのように靖国参拝を外交的なチャンスに変えるかについては言及していない。


レコードチャイナ 配信日時:2014年1月7日 13時53分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=81428&type=0

<靖国参拝>反日包囲網にロシアが参戦、中国外交の勝利―中国メディア


●4日、未来網は記事「中国の工作が成功、ロシアの対日姿勢に驚きの変化」を掲載した。当初、遺憾の意を表明するだけだったロシアだが、中国の働きかけを受け、安倍首相の靖国参拝を強く抗議する立場に転じた。写真はモスクワの赤の広場。

 2014年1月4日、未来網は記事「中国の工作が成功、ロシアの対日姿勢に驚きの変化」を掲載した。

 昨年12月26日、日本の安倍晋三首相は靖国神社を参拝した。
 同日、ロシアは談話は発表したが、単に遺憾の意を表明しただけ。
 日本の同盟国、米国が「失望」という異例の表現で批判したことに比べても、弱い反応でしかなかった。

 ところが30日、中国外交部が王毅(ワン・イー)部長とロシアのラブロフ外相との電話会談の全文を発表したが、そこでは強い姿勢を示している。
 「ロシアと中国の立場は完全に一致」
 「参拝はアジアの隣国に対する挑発」
 「軍国主義による対外侵略と植民地統治の歴史を正当化しようとする企図」
と述べ、日本に誤った歴史観を正すよう求めている。

 ロシアの態度は急転したわけだが、それは中国の外交攻勢によるものと言える。
 王部長は、反ファシズム戦争の勝利国、国連安保理の常任理事国として、中露両国には国際正義と戦後国際秩序を共同で守らなければならないと日本批判への同調を求めていた。



レコードチャイナ 配信日時:2014年1月7日 14時22分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=81443&type=0

安倍首相の靖国参拝、「中韓の批判には正当性がない」
=インドが援護射撃―台湾メディア


●7日、台湾・旺報の報道によると、安倍首相の靖国参拝に批判が集まっているが、インドの元国家安全保障委員会事務局長補のラジャゴパラン氏は、「中韓の批判には正当性がない」と安倍首相を擁護する意見を発表した。資料写真。

 2014年1月7日、台湾・旺報の報道によると、安倍首相の靖国参拝に批判が集まっているが、インドの元国家安全保障委員会事務局長補のラジャゴパラン氏は、
 「中韓の批判には正当性がない」
と安倍首相を擁護する意見を発表した。

 同氏は日本メディアの取材に対し、
 「どの国も亡くなった兵士に敬意を表する権利がある。
 安倍首相の靖国参拝は右翼的な行為ではなく、ましてや軍国主義復活をもくろんでいることはありえない」
とした上で、
 「靖国を参拝した日本の首相は安倍氏が初めてではないが、中国の反発は今回が最も大きかった。
 これは、中国が経済発展により国際社会で台頭してきたことを示している」
と指摘した。

 このほかラジャゴパラン氏は、
 「1月26日はインドの共和国記念日で、安倍首相は国賓としてニューデリーの軍事パレードに出席する。
 日印は安全保障領域における協力関係をさらに拡大するだろう」
と語っている。



レコードチャイナ 配信日時:2014年1月8日 17時36分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=81485&type=0

「日本は批判を謙虚に受け止めよ!」
=靖国参拝擁護の意見もあるインド、外相が国の姿勢示す―中国紙

 2014年1月8日、人民日報の報道によると、インドのクルシード外相は公明党の山口那津男代表と6日に会談し、安倍首相の靖国参拝について言及。
 クルシード外相は「日本は歴史を教訓とするべき」と発言した。

 今月3日には、インドの元国家安全保障委員会事務局長補のラジャゴパラン氏が「中韓の批判には正当性がない」と安倍首相の靖国参拝を擁護したが、インド外交部としては安倍首相の行為を認めない姿勢を明らかにした。

 クルシード外相はさらに、
 「日本は中韓や欧米などの国の批判を謙虚に受け止める必要がある」
と発言。
 これに対し山口代表は、
 「もっと慎重に、いろいろな影響を最小限にすることが政治家には必要だ」
と安倍首相の靖国参拝に苦言を呈した。








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